群馬出張

新しい仕事をどんどん覚えてゆかねばならんということで、うちの会社があつかっているとあるものを作っている群馬にあるメーカーを訪問。
本来なら気合を入れて勉強もした上で、なのだが、うちが扱うそのとあるものは「もういい加減止めちゃったらと思うんだけどね」(社長談)というもの。関係者もあわよくば新人に押し付けてオサラバしたい、という類のこと。選択の余地がないオイラは素直に引き継がれたというわけ。だからのんびりぬる〜い出張というわけ。
朝早くに上野から高崎線に乗って高崎へ。高崎から上信電鉄下仁田の方へ向かう、ということなのだが、その上信電鉄というのが、2両編成のローカールな電車。乗り込んでみたら中身はほとんどバス!料金箱とか電光掲示の料金表なんかもある。そしてまず目を引くのは座席で、片側は普通のロングシートなのだが、もう片側はボックスシート、ならまだ普通、もう片方は2人掛け席が一方向を向いて並んでいる。バスだバス。
ガタンゴトンと妙にサスペンションの柔らかい動きで走り出して、駅に着いたら運転手が運転席の扉を開けて降りる人がいないか車内を覗く。降りないなと分かるとまた運転席に戻ってゆき、電車を動かす。どうやら無人駅でかつワンマン運転している時は一番前の扉しか開かず、そこからしか乗り降りしないらしい。バスだバス。
10時半頃に会社に着き、担当者と挨拶&世間話。どうも世間話が長いなあと思いながら、ちょっとだけ見学をさせてもらって二つ三つ質問しちゃったらもう話すことがない。また世間話をだらりとしているうちにお昼。午後からは何をみせてくれるんだろうと思っていたら、「私も外の用があるので高崎まで車で送ります。」なんて言われて、えっ!もう終わり〜!早いよ早い!
昼飯を食いながら送ってもらっても高崎駅前でまだ1時過ぎ。会社に電話したら帰らねばならないので、高崎駅周辺を散策してみる。
・・・ぐるっと回ってみたが特に見るところもなく、城址跡を見たが一瞬で終わってしまい、結局2時に会社に電話。すみませんが直帰で・・と言って無理やり帰してもらいましたとさ。おみやげは「下仁田ねぎ入りベビースター」。